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安らぎ
綾瀬りく様からSS頂きました〜☆
本編とは関連していないパラレル設定でのお話ですが、綾瀬様宅のワルターさんとうちのソニアのラブな話。甘いですvちょっと、大人な感じですv

管理人的にはソニよりもワルター氏の方が美少女(顔)だと信じて疑わな(殴)げふん;失礼。

素敵なSSどうもありがとうございました!!!




* * *



安らぎ








好きになった理由は、色々ある。


可愛い容姿に反して、男らしい所を持っているところ。


不器用で、不意打ちに弱いところ。


あたしを、優しく抱きしめてくれるところ。


本当のあたしを見つけてくれたところ。


闇を持つあたしを、その闇ごと愛してくれるところ。










ソニアは寝返りを打つと、ワルターの方に振り返った。
ワルターが自分を抱きしめて寝ているから、それくらいしか出来ないのだけど、その動作だけで十分だった。
自分の背中を包むように抱きしめ、眠る恋人。
最初驚いたけど、すぐにその温もりに安心する自分がいて、あっけなく慣れてしまった。
(…らしくない。不思議だよね)
けれど、本当の自分を見てくれるこの男に惹かれてしまった。
ただの女ではないのに、ただの女にしてくれる。
安心した顔で、自分を抱きしめ、眠ってくれている。



「ワルター…」



起きるかと思って、名を呼んでみる。
少しの間を置いて、勿忘草色の瞳が開く。
眠っていた瞳は、微かに微笑んだ。
「どうかしたのか?ソニア」
二人きりの時にしか出さない、静かで優しい声。
まるであやすように、自分の髪をゆっくりと撫でてくれる。
その、可愛い顔に反した武骨な手が、優しくて好きだ。
ソニアは甘えるように、彼の胸にすりよせる。
「好きだよ、ワルター」
そう言うと、彼の微笑が静かに深まる。
不器用で、不意打ちにそう言うと、ワルターは言葉もなく、ただ微笑を深めるだけだ。
…その満たされた表情で、ますます好きになったけど。
口を開こうとしたワルターの唇をソニアは軽く塞ぐ。
二人きりではないと、出来ないこと。
「夢の中にも逢いに来て?」
「ああ、逢いに行こう」
けれど、まだ眠かったようで、彼はそのまま眠りの世界に入ってしまった。
彼は、自分の前では安心しきった子供のように眠ってくれる。



恋人の特権?



違う。



ワルターの安らぎは、自分の中にしかないのだ。
だから、眠る時は安心して眠ってくれる。



─あなたの闇ごと抱きしめる。
必ず、あなたを幸せにする。
あなたは、おれの安らぎだから。



ワルターは、ソニアを抱きしめそう誓ってくれた。



でもね、知ってる?



「あたしも、ワルターが安らぎなんだよ」



そっと呟き、微笑むと、ソニアもワルターの背中に腕を回して、眠りの世界に落ちていった。





02/14 22:10 | treasure box
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